地図提供:大阪ビジネスパーク協議会
大阪の象徴である大阪城公園に隣接するOBP(大阪ビジネスパーク)は、水と緑に囲まれた豊かな自然環境とオフィスビル、宿泊施設、文化的施設や商業ビルが共存する潤いのある都市環境を擁したビジネスエリアです。 1986年の街開き以降、次々と大阪のランドマーク的なビルが建設され、クリスタルタワー、ツイン21、松下IMPビルなど当時の大阪を代表するビルが誕生しました。2000年以降も、KDDI大阪第2ビル、マルイトOBPビル、読売テレビ本社ビル、など大型ビルの建設が続きました。2019年1月には読売テレビ新社屋が竣工し、旧読売テレビ本社ビルであるytv京橋ビルには、2020年パナソニックグループのコネクティッドソリューションズ社が入居しました。
OBP全景
大川から見たOBP
このエリアにはコンサートホール、ホテル、テレビ局、データセンター、その他大手企業のオフィスビルやラボラトリーが立ち並び、エリア全体の就業者数は約4万人、平日の昼間人口は約10万人に上ります。
OBPは2012年1月に都市再生緊急整備地域に指定されました。また、2011年度環境省のサステイナブル都市再開発促進モデル事業としてスマートシティの実現を目指してリノベーション事業を行っています。この取組みの一貫としてOBP内の企業所有のEV、PHVのバッテリーを活用した電力供給システムに関する技術実証(OBP-V2X プロジェクト)が民間主導で行われています。
OBPが立地する京橋エリアにはJR、京阪、Osaka Metroの6駅が存在し、OBPへの主要アクセス駅となるJR京橋駅にはJR大阪環状線を始めとして4本の路線が乗り入れており、京阪電鉄、大阪市営地下鉄鶴見緑地線との乗り継ぎも可能なことから至便な環境を提供しています。緑と水に囲まれた豊かな自然環境に恵まれたOBPは今後の開発が期待できるエリアの一つです。