西梅田エリア
「オオサカガーデンシティ」の愛称で呼ばれている西梅田エリアは、文化・国際・情報の拠点として、旧国鉄梅田貨物南ヤード跡地を中心に再開発事業で創出された約10haの地区です。ハービス大阪、ハービスENT、リッツカールトンホテルや大型オフィスビルなどが緑とアメニティ豊かな地下道「ガーデンアベニュー」でつながっています。公共空間を建物と一体的に運営・維持することで、西梅田エリアのみならず大阪の表玄関にふさわしいまちづくりに努めています。
JR大阪駅エリアを中心に、阪急大阪梅田駅・茶屋町エリア、JR大阪駅南エリア、西梅田エリア、うめきたエリアからなる、西日本最大のターミナルです。JR大阪駅南エリアでは、阪神百貨店の建て替え、西梅田エリアでは、旧大阪中央郵便局を中心とした再開発でオフィスや劇場を含む新たなランドマークの建設が進んでいます。うめきたエリアでは、2013年4月にオフィス・商業施設・ホテル・マンションなどの複合施設「グランフロント大阪」が先行オープンし、中核施設である「ナレッジキャピタル」では、最先端の技術や情報と多様な人々の交流を通じて、新たな商品・サービスを生み出しています。2期区域では、アジアのゲートウェイとしての機能を強化するJR線の地下化や新駅の設置などの基盤整備を行うとともに、防災機能を備えた緑豊かなオープンスペースを計画しています。関西イノベーション国際戦略特区内での各種再開発が進み、より一層利便性と賑わいに満ちた関西・大阪の玄関口として成長と発展を遂げています。
2009年、西日本旅客鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社、一般社団法人グランフロント大阪TMOの4社は
「梅田地区エリアマネジメント実践連絡会」を発足しました。
2021年4月には新たにOsaka Metroが加わり、梅田地区におけるエリアマネジメントを展開しています。
大阪駅周辺で大規模施設を運営している5社が連携することで、エリア全体の競争力、集客力、地域力を高め、
梅田地区の持続的な発展をめざしています。
近年開発されたグランフロント大阪を中心とする「うめきたエリア」や大阪ステーションシティを中心とした「JR大阪駅エリア」以外にも、
大阪駅周辺には先んじて開発されてきた下記の3つのエリアがあります。
「オオサカガーデンシティ」の愛称で呼ばれている西梅田エリアは、文化・国際・情報の拠点として、旧国鉄梅田貨物南ヤード跡地を中心に再開発事業で創出された約10haの地区です。ハービス大阪、ハービスENT、リッツカールトンホテルや大型オフィスビルなどが緑とアメニティ豊かな地下道「ガーデンアベニュー」でつながっています。公共空間を建物と一体的に運営・維持することで、西梅田エリアのみならず大阪の表玄関にふさわしいまちづくりに努めています。
JR大阪駅南側の大阪駅前線、国道2号、御堂筋及び四つ橋筋に囲まれた約10.7haの街区は、その五角形の形状から「ダイヤモンド地区」という愛称で呼ばれています。このエリアでは、地域内各ブロックを代表する企業・団体で「大阪ダイヤモンドシティ協議会」を結成し、地区全体の振興・発展をめざして、さまざまな方策について協議・検討を進めています。
また、当エリアの北東では阪神電気鉄道株式会社と阪急電鉄株式会社による建て替え計画(梅田1丁目1番地計画)が進められ、阪神百貨店梅田本店が入居していた「大阪神ビルディング」とオフィスビルの「新阪急ビル」を一体的に建て替え、2022年春に「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」としてオープンしました。時を同じくして、阪急百貨店うめだ本店やオフィスが入る「梅田阪急ビル」が「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」と改称され、近接する両ビルが「大阪梅田ツインタワーズ」と総称されています。
このエリアには近年、再開発や建替え事業により複数のビルが相次いで開業しました。阪急百貨店とオフィスからなる「梅田阪急ビル」は、都市再生特別措置法を活用することにより800%の容積緩和を受け、2012年秋にグランドオープン。同ビルの建替えにあわせて周辺施設との回遊性向上のため、地上・地下のコンコースを中心とした歩行者動線の再整備を行いました。また、街歩きとショッピングの両方を楽しむことができる茶屋町エリアは、大阪・梅田では稀少なエリアです。「NU chayamachi」などの商業施設を中心に、梅田ロフト、毎日放送、梅田芸術劇場、ホテルなど、エリア内の施設と連携して各種イベントが開催されエリア全体の賑い形成に取り組んでいます。